政治学者 高橋 肇のブログサイト。 政治学を中心とした学術的なテーマを掲載。 その他のテーマは、たかはしはじめ日記へ。

 

Hajime TAKAHASHI's Politics

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2008
12/16
Tue
Category:政治学B(中京八事/2008秋・火3)

「政治学B」(中京八事/2008秋/火3)第12回  

格差社会から成熟社会へ
2008 年度秋学期
中京大学「政治学」講義
第12回

『 格差社会から成熟社会へ』 を読む
• 福祉社会
• 労働社会
• 株式社会(経済社会)
• ミクロ社会(生活社会)


株式会社制度の再評価
• 企業とは何か

• 「国有化論」、「民主的規制論」を超えて

• 「企業の社会的責任」論
• 「コーポレイト・ガバナンス」論

• 「オープンな企業」論へ


所有から決定へ
• 「所有」とは「決定権の保有」のことである。

• 「所有による支配」から「決定による支配」へ

• 企業の「決定」への制約
• コーポレイトガバナンス
• 株主・監査役・公的管理機構などからの制約


株式保有と決定権
• 株式持合い制度と株主の決定権

• 株買収と企業

• 株式保有は、資産増か乗っ取りか?
– 資産増の権利は守り、乗っ取りの権利は制約するべき
– 大衆株主の利益⇔多数派株主の専制


株主利益の擁護へ
• 企業の社会的監視の強化
• 社会的存在としての企業へ

• 株式公開制と企業情報の公開
– 国有化、民主的規制から、情報公開と株価変動による社会的制御へ


企業の決定への圧力
• 株式の購入と売却(EXIT)
• 株主総会での意見表明(VOICE)

• 市場経済メカニズムによる企業の制御

• 労働者の利益と企業の決定

• 企業から退職する・就職しない(EXIT)
• 企業内で主張する(VOICE)


労働者の企業ではなく、社会の企業
• 労働者による企業管理には反対

• 全社会構成員による制約が優越する

• 労働者の要求と経営責任


目指すべき企業管理システム
• 大衆株主の利益を守る

• まじめな経営者の利益を守る

• 労働者の利益も守る


株式会社制度と証券取引制度

• 株式会社制度と大衆的な証券取引を基礎とした経済社会へ


政治学B(レポートその3/2008秋)
■テーマ 
  「格差社会 の是正」に関 して、自分の意見を自由に展開せよ。

■提出日 12/16の授業時
(遅れて提出の場合には、1/6の授業時まで受け付ける。その際の評点は80%とする。それ以降の提出は受け付けない。)


政治学B(レポートその4/2008秋)
 ■テーマ 
授業で学んだことをレポートせよ。

■提出日 1/13の授業時
 (遅れて提出の場合には、1/20の 答案提出時まで受け付ける。その際の評点は80%とする。それ以降の提出は受け付けない。)
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Posted on 14:40:00 «Edit»
2008
12/09
Tue
Category:政治学B(中京八事/2008秋・火3)

「政治学B」(中京八事/2008秋/火3)第11回  

格差社会から成熟社会へ
2008 年度秋学期
中京大学「政治学」講義
第11回

『 格差社会から成熟社会へ』 を読む




格差是正の論理( 労働社会)
• 労働領域における格差是正の論理を 労働組合運動を手がかりに考察する。 (第7 章)


労働組合とは?
• 「賃金労働者が、その労働生活の諸条件を維持または改善するための恒常的な団体である。」( ウェブ夫妻)

• 労働組合の任務=市場と組織において、労働力という商品の販売・使用条件・報酬をルールづけること。
• 労働契約の内容を規制すること。


労使関係と〈 労働のルール〉 づくり
• 労使関係の制度的調整
• 労働のルールの体系
               P.148. 表1 参照

〈 労働のルール〉 形成への参画
• 相互保険の方法 ( 共済・争議支援による)
• 団体交渉の方法 ( 労使合意による)
• 法律制定の方法 ( 国家や国際機関を通じて)


多様な労働者の有機的連帯へ
• 民間大企業労組の職場闘争
• -2  産業別統一闘争(春闘)
• 官公労の労働基本権回復闘争
• 中小零細企業労組の組織化
• 建設業を中心とした職種別組合の組織化

日本における3.と4.の挫折あるいは停滞

今日の日本の状況
• 民間大企業における企業別労組の衰退(1.)

• 公務・公共部門と中小零細企業分野での労組組織の後退(2.)

• 技能職・専門職労働者と非正規労働者の間での労組の伸張(3.4.)


労働者の階層・類型
• 類型化基準~労働市場・査定・報酬( 賃金)

<5つの労働者類型>
• 民間大企業の正規労働者
• 公務・公共部門の常勤労働者
• 中小零細企業の労働者
• 非正規労働者
• 技能職・専門職の労働者


労働者の有機的連帯へ
• 「労働三権」保障の先進性(憲法)
• 企業を超えた団体交渉の展開と労働協約締結(労組法)

• 労組法7 条の改正

(企業における労働組合の役割)


労組の組織改革の必要
• 産業別・業種別の地方・全国組織の強化、個人加盟労組の拡大・新設、産業別・業種別組織の合同と資源結集、労組専従の確保、技能職・専門職における現場活動と組織化

• 企業内従業員組織(正規労働者組織)から、全労働者組織へ(併存労組の共同、未組織労働者の結集)


新しいルールづくりへの主要課題
• 民間大企業労働者
– 全階層労働者組織の現代的確立が課題
• 公務・公共部門労働者
– 労働基本権回復、査定、公務労働論、民営化対応
• 中小零細企業労働者
– 統一労働協約、産業別・業種別の組織化
• パートタイム労働者
– 基幹労働力化と組織化
• 技能職・専門職労働者
– 多様性に即した産業別・職業別組織化


ナショナルセンターの共同
• 連合
• 全労連
• 中立的労組


• 国際労働組合総連合



政治学B(レポートその3/2008秋)
■テーマ 
   「格差社会 の是正」に関 して、自分の意見を自由に展開せよ。

■提出日 12/16の授業時
(遅れて提出の場合には、1/6の授業時まで受け付ける。その際の評点は80%とする。それ以降の提出は受け付けない。)
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2008
12/02
Tue
Category:政治学B(中京八事/2008秋・火3)

「政治学B」(中京八事/2008秋/火3)第10回  

格差社会から成熟社会へ
2008 年度秋学期
中京大学「政治学」講義
第10回

『格差社会から成熟社会へ』を読む

• グローバリゼーションと格差社会
• 資本主義と格差社会
• グローバル市場・多国籍資本・国民国家

• 政治権力と福祉政策、福祉政策の単位としての国民国家

• グローバル市場化による平滑化、新たなグローバル分業と地域経済格差

• グローバル時代における福祉政策の担い手は?

• 格差是正の論理を探る


格差是正の論理を探る
• 福祉社会
• (地方自治)
• 労働社会
• 株式社会(経済社会)
• ミクロ社会(市民政治)


格差是正の論理
• 福祉政策と福祉社会(福祉レジーム)

• 労働政策と労働社会

• マクロ経済政策と株式資本社会

• 市民政治とミクロ社会


格差是正の論理(福祉 社会)
• 生活領域における格差是正の論理を福祉を手がかりに考察する。 (第4 章)


福祉レジーム論
• 家族・国家・市場

日本型福祉社会
• 家族(血縁・地域)を軸とする福祉供給
• 公的な供給の不足の企業福祉による補完
– 高度成長の終焉と家長への高賃金保証の停滞
– 80 年代以降の雇用柔軟化
– 資本主義の過剰貫徹=自由主義的再編

• 資本主義の過剰貫徹=自由主義的再編
• 少子化と高齢化の進行

残余的福祉⇔自由主義レジームにおける福祉

自由主義レジーム
   =労働を通じた所得が福祉購入の源泉

– 貢献原則と自弁原則


退職年齢の自由設計へ
• 60 歳定年制と再雇用制
– 団塊世代の退職による労働力不足
– 少子化による労働力不足

• 高齢者の現役就労と高齢者カテゴリーの再検討

• 高齢者の生産年齢人口への組み入れ
• 高齢者就労と社会イメージの転換


生涯設計自由社会へ
• 65 歳以上の勤労者が納税や社会保険料負担を継続することによる福祉社会の建設へ

• 自由主義的福祉レジームに適合的な社会保障

• 「貢献原則」と「自弁原則」から「連帯」へ


改革型談合について(第5 章)
• もたれあい型談合(政官業の癒着)
– 業者への過剰利益保障
– 政治家や公務員へのキックバックや便宜
– 税金の無駄遣い
• 改革型談合(政治リーダーによる業の制御)
– 業者への適正価格の強制
– 首長(官の政治的リーダー)による改革行為
– 住民利益の優先


地方行財政改革というミッション
• 財政再建
– 信用と安定性の回復(不確実性の縮減)

• 業の利益と民の利益
– 「不適切な減額が行われているので損害はない」

• 政治的リーダーシップと高い行政能力と業界からの自立


成熟社会における地方自治

• 実力主義でなおかつ平等主義

• 冷酷じゃなくて、冷徹なリーダーシップ

• 人々を幸せにする政治

⇒共同体的規制に関わる制度と運用の改革


政治学B(レポートその3/2008秋)
■テーマ 
「格差社会 の是正」に関 して、自分の意見を展開せよ。

■提出日 12/16の授業時
(遅れて提出の場合には、1/6の授業時まで受け付ける。その際の評点は80%とする。それ以降の提出は受け付けない。)
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