政治学者 高橋 肇のブログサイト。 政治学を中心とした学術的なテーマを掲載。 その他のテーマは、たかはしはじめ日記へ。

 

Hajime TAKAHASHI's Politics

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Posted on 12:42:25 «Edit»
2009
04/29
Wed
Category:放送大学 高橋ゼミ(政治学ゼミ)

放送大学(平成21年度第1学期) 5/12 第3回  

5/12のゼミの話題提供者

よこいさん(私の街で人権を考える)
たかはらさん(テロについて) 
こんどうさん(政治家の世襲について)

一人あたり5分程度(10分以内)の話題提供を行っていただき、ゼミ参加者全員 で討議する。

提供いただく話題をA4用紙1枚に簡潔にまとめ、事務室で人数分(21名 分)コピーしたものを持参してください。
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Posted on 14:40:00 «Edit»
2009
04/28
Tue
Category:政治学A(中京八事/2009春)

政治学A(中京八事/火3/2009春) 第4回  

(前回のやり残し)

郵政民営化をめぐる政治プロセスと 自民党システム

経済財政諮問会議の役割

基本方針の決定
竹中五原則をはじめ、竹中チームによるリード
諮問会議⇒与党自民党との調整⇒政府・省庁間調整
与党の事前審査制(自民党内抵抗勢力)という壁
省庁(官僚)の抵抗という壁

※首相にとっての政策推進ツールとしての諮問会議


竹中五原則 『郵政民営化の検討に当たってのポイント』 (2003年10 月3 日)
①(活性化原則)「官から民へ」の実践による経済活性化を実現する
②(整合性原則)構造改革全体との整合性のとれた改革を行う
③(利便性原則)国民にとっての利便性に配慮した形で改革を行う
④ (資源活用原則)郵政公社が有するネットワーク等のリソースを活用する形で改革を行う
⑤(配慮原則)郵政公社の雇用には、十分配慮する


小泉の政治技術
橋本行革などにより強化された首相権限の活用
重要ポストへの人的配置(武部幹事長)
解散権と人事権のためらいなき行使
不必要な妥協はしない

アジェンダ(議題)設定と国民の支持
シンボル操作と党内権力闘争
党内反対派の分断
衆参経世会の分断


小泉は自民党を壊したか?
自民党という統治システムは決定的に変化した
派閥システムの破壊
ポスト・人材・党内意思決定・候補者発掘と支援・カネ
複数の派閥による共同統治
包括政党ネットワークの破壊
補助金と公共事業・個人後援会と業界団体系列化
05年衆院選の大勝利と07年参院選の大敗北

包括からイデオロギーへ

戦後自民党によるインサイダー政治の終焉


自民党システムとは何か?
自然な与党
柔軟な党本部、個人後援会、派閥システム、行政官僚との関係
人事のルール
当選回数による年功序列、競争とリーダー、派閥内闘争
合意による意思決定
ボトムアップとコンセンサス、多元性、政府と与党

次回、『自民党政治の終わり』第三章を読む


レポート課題(その1/2009春)

レポート課題(その1)は次の通りとする。
■テーマ「日本の政局について思うこと」~日本の政局のこれまでとこれから

☆近年の日本の政局について、思うことを自由に展開せよ。

■注意 引用にあたっては、引用部分をかぎかっこで囲むと同時に、引用文献(著者名、著書名、出版社、出版年、ページ)を必ず明示すること。
■提出日 5/19の授業時 (遅れて提出の場合には、5/26の授業時まで受け付ける。その際の評点は80%とする。それ以降の提出は受け付けない。)

レポートの提出様式について←必ず参照すること(規格外のレポートは受け付けないので注意すること)


tb: --    com: (2)
 Re: Re: レポート提出についての質問(r106207)
事情はわかりましたので、19日に提出できないようであれば26日の授業時に提出してください。
  by jimt(Hajime TAKAHASHI)
 レポート提出についての質問(r106207)
高橋先生

こんにちは。コメント失礼致します。
高橋先生の火曜日3限の政治学を受講させて頂いている、
総合政策学部4年の諸田滋子と申します。

レポート提出方法についての質問なのですが、
提出方法は授業時のみでしか提出することができないでしょうか??

というのも、現在私は就職活動中で、16日に選考があるため、授業に参加することができません。
事前に提出をしたいのですが、来週の火曜日も就職活動で愛知にいないため、出席することができず、期限までに授業で提出することができません。

もし、可能であるならば、メールなどによって提出をしたいのですが、
それは可能でしょうか。




r106207
総合政策学部4年
諸田滋子

  by 名無しさん
Posted on 14:40:00 «Edit»
2009
04/21
Tue
Category:政治学A(中京八事/2009春)

政治学A(中京八事/火3/2009春) 第3回  

(前回のやり残し)

小泉純一郎と自民党
小泉純一郎は自民党をぶっ壊したのか?



『自民党政治の終わり』第二章を読む

「自民党をぶっ壊す」
「経世会」支配をぶっ壊す
郵政民営化もその手段????

インサイダー政治の破壊者(~第三章)

年功序列と派閥均衡人事を無視
(与党による)法案の事前審査制を反故に
メディア戦略
刺客戦術
小選挙区制と官邸機能の強化

95年、98年、そして2001年
3度目の総裁選
01年4月、下馬評を覆して、橋本を大差で破り自民党総裁に

小選挙区制と官邸機能の強化

反経世会の政治手法と選挙戦略
インサイダー政治の破壊
小泉という人物
反派閥、反経世会、反土建、反補助金、反郵政、反小選挙区制

独特の勝負勘、失敗を恐れない型破りさ
慎重な計算や計画性

小選挙区制への対応の変化
無党派層からの支持を梃子とした小泉流のリーダーシップへ
派閥と小泉
反経世会
清和会幹部としての小泉
権力闘争慣れした小泉

森と小泉
清和会優遇と側近政治家の重用
政治的な取引と策略
政策の推進
取引と策略、政策の推進

亀井静香

竹中人事(竹中平蔵の活用)

参院経世会(青木幹雄)との同盟
衆院経世会との分断


郵政民営化
郵政民営化をめぐる死闘

田中派・経世会の集票マシーンとしての郵政
全国特定郵便局長会(全特)との密接な関係
世襲公務員、選挙における集票活動・・・

小泉の郵政批判
92年郵政大臣に就任(省益より国益)
郵政官僚の抵抗と民営化への執念
95年9月 自民党総裁選
全特(全国特定郵便局長会)などによる反対運動

橋本内閣による郵政事業改革の開始
郵政グループによる巻き返し

郵政三事業の民営化へ
03年9月経済財政諮問会議
郵便事業(郵便)、簡易保険(簡保)、郵便貯金(郵貯)

郵政民営化法案をめぐる動き
03年9月 経済財政諮問会議
10月 竹中五原則
04年9月 「郵政民営化の基本方針」を閣議決定

政府与党協議会における調整
05年4月 竹中=麻生合意から総務会通過へ

郵政民営化法案国会提出
7月5日 衆院本会議、5票差で可決
8月8日 参院本会議で否決、同日衆院解散
9月11日 総選挙で自民党が大勝(郵政選挙、刺客選挙)
10月14日 郵政民営化法案が可決成立


次回予告
郵政民営化をめぐる政治プロセスと自民党システム
テキスト93ページから

小泉内閣総理大臣記者会見[衆議院解散を受けて]平成17年8月8日(動画)
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 本日の授業で
本日(4/28)の授業で名古屋市長選について少しコメントしたいと思います。

いずれにせよ有権者は河村氏を市長に押し上げたということですので、それを現実的な前提として議論するしかないでしょうね。
  by TakahashiHajime
 市長選について
僕の予想…と言うか希望は細川先生の当選だったのですが。
個人的な意見になってしまうのですが、
河村たかし先生は
『減税、減税』
そればかりだし、
そんなの無理だと思う。
どうして税金が上がるのか考えていない気がする。
理想ばかりで認知度を得ていたように思えます。

細川昌彦先生の方がよっぽど現実味のある話をなさっていたと思うのに…。

といった感じです。
ほとんど個人的な考えを述べてしまいましたが、
高橋先生はどのようにお考えですか?
  by D108151
 名古屋市長選
コメントありがとうございます。

市長選の結果は僕なりにすでに予測しています。その予測についていまここで書くわけにもいきません。
投票日の夜8時ごろに、たかはしはじめ日記のほうに記事を書く予定でいます。もし興味がありましたらそちらをご参照ください。
  by TakahashiHajime
 選挙
未だコメントなかったそうですね。
一回目は私で(笑)

先生は総裁選はよくおっしゃっていますが、
今度の名古屋市長選(来週の授業には結果出てますが)
どうなると考えていらっしゃいますか?

名古屋で一人暮してる私にとっては気になって仕方ありません
  by 授業受けてます
Posted on 10:20:13 «Edit»
2009
04/20
Mon
Category:放送大学 高橋ゼミ(政治学ゼミ)

放送大学(平成21年度第1学期) 4/28 第2回  

4/28のゼミの話題提供者

ひらいわさん(政治と言葉~オバマの演説について)
うかいさん(日本の安全を考える~自衛権と日米安全保障体制) 
はせがわさん(住民参加型の活動について)

一人あたり5分程度(10分以内)の話題提供を行っていただき、ゼミ参加者全員 で討議する。

提供いただく話題をA4用紙1枚に簡潔にまとめ、事務室で人数分(21名 分)コピーしたものを持参してください。

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Posted on 14:40:00 «Edit»
2009
04/14
Tue
Category:政治学A(中京八事/2009春)

政治学A(中京八事/火3/2009春) 第2回  

2009年度春学期
政治学A
日本の政治の現在

第2回

『自民党政治の終わり』を読む
自民党システムとは何か?

自民党政権の継続か? 民主党政権か?
大連立か? 政界再編か?
ねじれ国会はどうなるのか?

自民党システムはどうなっていくのか?
自民党システムをどう見るか?

「自民党復活論」や「首相支配」論の一面性
どちらも一過的な議論

竹中治堅『首相支配』 中公新書2006
首相支配-日本政治の変貌 (中公新書)首相支配-日本政治の変貌 (中公新書)
(2006/05/24)
竹中 治堅

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⇒自民党システムの本質把握が必要!

(制度的な遺産)+(新憲法という環境への適応)
 =自民党システム

・人間行動の合理と非合理
・過去の制度的遺産の重み (江戸期以来の)

議会と行政官僚制
ボトムアップの政治手法

国際比較の視点

平等な合意の形成という点で、戦後日本は世界中でもっとも「民主的な」国だった
グローバルスタンダードへの移行のためにも国際比較の視点は必要

「自民党システムはすでに崩壊した」
たとえ、自民党が崩壊せずに存続したとしても。

⇒自民党システムとは何か?~自民党型の「戦後合意」

政策体系、党内人事
意思決定の仕組み、政策決定のパターン
自民党と省庁との関係
与野党間の国対政治
選挙での争い方

⇒さまざまな政治の作法と実体がワンセットとして暗黙のうちに受け入れられてきた

(「自然な与党」「自然な政権」)


自民党システムとはなにか?

「巨大なインサイダー政治」
政権交代がなかったことによってどのような仕組みが形成されたのか

あらゆる集団および利害を自民党システムの内側に取り込む

党本部の組織化
議員個人の後援会の形成
当選回数に基づく年功序列の人事システム
ボトムアップ型の政策決定
権力と分割と共有
粘り強い草の根型の競争

「インサイダー政治」
v.s.グローバルインパクト、経済的自由主義思想の広がり


小沢一郎と自民党

小沢一郎は自民党をどう壊したか?
小沢一郎とはなんだったのか?

1993年6月 宮沢喜一内閣への不信任
自民党離脱⇒羽田・小沢派⇒新生党結成へ
1993年7月 総選挙⇒細川「非自民」内閣発足

新進党党首として政権交代を目指す
新進党解体から自自連立へ
自由党分裂から民主党との合流へ
民主党党首として政権交代を目指す

小沢一郎と政治改革
自民党システムの「限界」という認識
冷戦後の国際情勢、問題先送り、湾岸戦争、etc

中選挙区制と派閥システム
小選挙区制を軸とする政治改革の提唱

「新しい政治への志向」と「古い政治手法」


小沢一郎の略歴
佐藤派へ(田中角栄に師事)
若くして党内実力者に

「創政会」から「経世会」(竹下派)結成へ
「金竹小」時代

竹下v.s.金丸・小沢
経世会内部の抗争
小沢という人物
反エスタブリッシュメント

反面教師としての田中、竹下、金丸

政治改革の原点としてのロッキード事件

冷戦終結から湾岸戦争へ


「ねじれ国会」の起源
89年7月参院選
「社会党の一人勝ち」
与党が参院で過半数割れ=「ねじれ国会」
自公民路線と政治改革
経世会内部抗争と宮沢内閣と政治改革

細川連立政権(小沢・公・民・社)と政治改革

小沢の成功と失敗
自民党離党後
細川政権(93年7月)から羽田政権(~94年6月)まで
さらなる政界再編へ
村山「自・社・さ」政権(94年6月~)以後
政権交代可能な政党づくり⇒新進党の結成(94年12月)
1996年総選挙を経て、新進党解体へ
98年7月参院選での自民惨敗から自自連立へ(99年1月)
99年10月自自公連立、2000年4月自由党の連立離脱
民主党への合流(03年9月)から民主党党首へ

ポスト細川をめぐって
渡辺美智雄擁立の失敗
社・さの連立離脱と羽田少数与党内閣

「自社さ」連立内閣の成立へ
早すぎた自民党の政権復帰


新進党実験をどうみるか
94年12月結成
97年12月解党


自自連立をどう評価するか
98年7月参院選での橋本自民党の惨敗

社・さの連立離脱

99年1月 自自連立へ

2000年4月 自由党連立離脱⇒自公政権へ

小沢民主党時代へ
2003年9月 民主党に合流
2006年4月 民主党代表就任
2007年7月 参院選で60議席獲得 第1党に



小沢の成功と失敗
「小沢の成功の原因は一言で言えばその権威にあり、失敗の原因は無理な戦略と判断ミス、強引な手法とそれらの結果による権威の失墜にある」(52ページ)
「二大政党化を急ぐあまり、戦略的な優先順位の設定に無理があった」(54ページ)
「小沢が失敗したもう一つの、そして大きな要因は、小沢自身のパーソナリティであり政治手法である」(55ページ)

2009年総選挙へ
小沢にとって政治生命をかけた闘いということの意味


次回予告
小泉純一郎と自民党
小泉純一郎は自民党をぶっ壊したのか?

『自民党政治の終わり』第二章を読む


(小沢一郎関連参考文献)
日本改造計画日本改造計画
(1993/06)
小沢 一郎

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小沢主義 志を持て、日本人小沢主義 志を持て、日本人
(2006/09/01)
小沢 一郎

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剛腕維新剛腕維新
(2006/08)
小沢 一郎

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90年代の証言 小沢一郎 政権奪取論 (90年代の証言)90年代の証言 小沢一郎 政権奪取論 (90年代の証言)
(2006/06)
五百旗頭 真、

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小沢一郎探検 (ND Books)小沢一郎探検 (ND Books)
(1991/09)
朝日新聞政治部

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語る語る
(1996/04)
小沢 一郎小林 泰一郎

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あの人―ひとつの小沢一郎論あの人―ひとつの小沢一郎論
(1992/12)
渡辺 乾介

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Posted on 10:47:07 «Edit»
2009
04/14
Tue
Category:放送大学 高橋ゼミ(政治学ゼミ)

放送大学(平成21年度第1学期) 4/14 第1回 

ゼミ打ち合わせ

1)各自の自己紹介

2)各回3人程度の話題提供者を設定する

4/28 5/12 5/26 6/9 6/23 6/30

全員が必ず1回話題提供をする。
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Posted on 10:39:55 «Edit»
2009
04/14
Tue
Category:放送大学 高橋ゼミ(政治学ゼミ)

放送大学平成21年度第1学期ゼミについて 

2009年度第1学期

高橋ゼミ「政治学ゼミ-日本政治の現実について考える-」(4/7~6/30の火曜日午後)
小泉旋風はもはや過去の話となり、日本の政治は安倍政権の挫折から福田政権の崩壊、麻生政権への完全なる不信へと迷走しているかのようである。いわゆる「ねじれ国会」という状況の下で、日本の議会制のありかた、競争的政党制や責任内閣制のありかた自体が揺らいでいるようにも見える。
2005年9月11日の郵政選挙からはや4年、今年9月までには総選挙が実施される。今通常国会で予算が通過した後は、政局は一気に解散・総選挙へと向かっていくだろう。
第1学期のゼミでは、現在進行中の日本政治の現実を題材に、政局関連の本なども取り上げつつ、日本政治の現実をどう見たらよいのか、ゼミ参加者と一緒に考えたい。自民党システムの今後、総選挙後の政局、政界再編と政党制のゆくえ、議会主義と内閣制、民主主義をめぐるテーマについて討論したい。ゼミの進め方についてもゼミ参加者の関心や意見を踏まえつつ決定したい。

(ゼミ日程)
4/14
4/28
5/12
5/26
6/9
6/23
6/30

(学習相談予定日)
5/19
6/16
7/14

(※時間はすべて15:00~16:30)


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Posted on 14:40:00 «Edit»
2009
04/07
Tue
Category:政治学A(中京八事/2009春)

政治学A(中京八事/火3/2009春) 第1回 

4月7日 第1回授業/イントロダクション

授業の概要についてシラバスに基づいて説明した。


次回の講義時までにテキスト「自民党政治の終わり」(ちくま新書、野中尚人)の第1章を読んでおくこと。

受講生はテキスト『自民党政治の終わり』を持参すること。
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Posted on 13:28:47 «Edit»
2009
04/04
Sat
Category:政治学A(中京八事/2009春)

シラバス(政治学A/八事/火・3/2009春)  

科目名 政治学A
開講年次 1~4年次春学期(1・3・5・7セメスター) 単位 2
担当者名 高橋 肇

副題 日本の政治の現在

開講曜日 火曜 開講時限 3限 年度 2009

授業概要

春学期に開講の政治学Aでは、日本の政治の現在について考える。
小泉旋風はもはや過去の話となり、日本の政治は安倍政権の挫折から福田政権の崩壊、麻生政権に対する不信へと、完全に迷走しているかのように見える。いわゆる「ねじれ国会」という状況の下で、日本の議会制のありかた、競争的政党制や責任内閣制のありかた自体が問われている。
2005年9月11日の郵政選挙から4年、2009年9月までには総選挙が実施される。今通常国会で予算が通過した後は、政局は解散・総選挙へと向かっていくことになる。
本講義では、現在進行中の日本政治の現実を題材に、政局関連の話題をも取り上げつつ、日本政治の現在をどのように見たらよいのか考える。自民党システムの今後、総選挙後の政局、政界再編と政党制のゆくえ、議会主義と内閣制、民主主義などのテーマについて考えたい。

授業目標

現在の日本の政治についての理解を深めることを目標とする。
小泉改革とはなんだったのか。安倍政権の挫折、福田政権の崩壊、麻生政権への不信をどう見たらよいのか。「ねじれ国会」とはなにか。日本の議会制はどうあるべきか。競争的政党制や責任内閣制とはどうあるべきなのか。
本講義では、現在進行中の日本政治の現実を題材に、様々な政治的なテーマについての政治学的な見方を紹介する。それを通じて、受講生一人ひとりが日本政治の現在についての理解を深めることを目標とする。受講生が、自民党システムの今後、総選挙後の政局、政界再編と政党制のゆくえ、議会主義と内閣制、民主主義といった政治的なテーマについて自分なりの考え方を展開できるようになることが目標である。

授業方法

講義形式で行う。板書と資料配布等は必要最小限しか行わない。口述による講義が中心となる。ノートテイクは各自が工夫して行うこと。また、講義の概要は逐次、授業用ブログに掲載する(URL:http://jimt.blog52.fc2.com/)。ブログおよび授業で参考文献を紹介する。受講期間中に3~4冊を読破することを授業理解の前提とする。試験以外にレポートを3回課す。レポートの内容は授業で指示する。授業中に小テストも行う。

成績評価方法・基準

定期試験(60%) 課題・レポート(30%) 小テスト(10%) 

教科書・教材・参考文献

【教科書・教材】
自民党政治の終わり(ちくま新書、野中尚人)
自民党政治の終わり (ちくま新書)自民党政治の終わり (ちくま新書)
(2008/09)
野中 尚人

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日本の統治構造(中公新書、飯尾潤)
日本の統治構造―官僚内閣制から議院内閣制へ (中公新書)日本の統治構造―官僚内閣制から議院内閣制へ (中公新書)
(2007/07)
飯尾 潤

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その他、参考文献は、授業用ブログで紹介する(URL:http://jimt.blog52.fc2.com/)。

質問への対応

質問はすべて授業時に受け付ける。授業時間中に質問時間を設ける。また、授業用ブログ(URL:http://jimt.blog52.fc2.com/)へのコメントとして質問することも可能である。ただし、その際には、コメントに学籍番号を明記すること。

授業計画

■春学期
No. 項目 内容
1 イントロダクション 授業の概要、履修にあたっての注意事項
2 小沢一郎と自民党 いまや野党党首となった小沢一郎は自民党をどう壊したか?
3 小泉純一郎と自民党 果たして小泉純一郎は自民党をぶっ壊したのか?
4 自民党とは何か 1955年以来続く自民党システムとはなにか?-その変遷
5 日本社会と自民党 自民党システムと日本社会の深い関係
6 戦後政治と自民党 戦後日本社会はなぜ自民党を必要としたのか?-冷戦と成長
7 自民党がなくなる日? 日本型戦後体制の崩壊と自民党システムの崩壊
8 官僚制と内閣制 明治期官制の形成と内閣制の変容-議院内閣制は確立したのか?
9 省庁と日本社会 省庁と企業社会、省庁と地方政府、省庁と国民生活
10 内閣と与党 政策形成における官僚と政治家-官僚・内閣・与党・議会
11 政党政治と内閣制 日本における議院内閣制の未成熟-政党政治の未成熟
12 日本に大統領が誕生する日? 政治的に有効に機能する議院内閣制は日本において成立するか
13 議院内閣制とはなにか 政治的に有効に機能する議院内閣制とはいかなるものか?
14 官僚・内閣・政党・司法 二院制をどうするか、官僚制をどう再編するか、司法の役割は?
15 試験

履修者へのコメント

履修生は、授業のテーマに興味を持ち、授業目標を理解する学生であること。
レポート課題についてはすべて授業中に指示する。それぞれ本一冊相当(本でない場合もある)を読んだ上でのレポート作成となる。履修者はこの点を了解しておくこと。
レポート各10点×3回、計30点と小テスト10点および筆記試験60点を合計して評点をつける。出席は自己管理すること。
参考文献は購入を強制しないが、より深い学習をしたい者には購入を奨める。その他の連絡事項は授業用ブログで行う。


【参考文献】

構造改革の真実
構造改革の真実 竹中平蔵大臣日誌構造改革の真実 竹中平蔵大臣日誌
(2006/12/21)
竹中 平蔵

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小泉純一郎 ポピュリズムの研究 
小泉純一郎 ポピュリズムの研究―その戦略と手法小泉純一郎 ポピュリズムの研究―その戦略と手法
(2006/11)
大嶽 秀夫

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