政治学者 高橋 肇のブログサイト。 政治学を中心とした学術的なテーマを掲載。 その他のテーマは、たかはしはじめ日記へ。

 

Hajime TAKAHASHI's Politics

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2009
06/16
Tue
Category:政治学A(中京八事/2009春)

政治学A(中京八事/火3/2009春) 第10回  

2009年度春学期
政治学A
日本の政治の現在

第10回


省庁代表制
官僚制は一枚岩ではない⇒「多元主義」

日本型多元主議論
省庁の垣根、セクショナリズム

「官僚内閣制」論へ
割拠、社会集団の利益媒介、対政治家

日本官僚制の特質
省庁再編の不在
人事における官僚の自律性
キャリア、ノンキャリア
人事ユニットとその安定的運営
見えない慣行の根強さ
職階制の挫折

事務系キャリアの人事(競争と天下り)
年次、20代で係長、出向や留学、課長補佐へ
課長から間引き(肩たたき、天下り)を経て、部長、局長へ


「省庁連邦国家」日本
省庁の自律性の高さ
予算の漸変主義的編成
所轄権限の争い

割拠性の病理


積み上げ式の意思決定
新規政策立案への強い関心と情熱

稟議主義
意思決定権限の分散性、所轄部局の優位性

合議(相議:あいぎ)
関係部局からの合意調達

「骨子」、「要綱」、「法律案」へ

相互作用による政策決定の利点と欠点


政策の総合調整
官僚内閣制を前提に、対立を調整して、政府全体の政策の整合性を図る仕組み

予算編成での対面的交渉
「目玉」(各省庁の重点施策、新規予算項目)探し
省内での対面的交渉による省内調整の完了
各省庁と財務省(大蔵省)との対面的交渉

要求と査定の対面的交渉
予算編成を通じた総合的調整

積み上げ的調整


その他の総合調整
組織と定員の総合調整
総定員法

内閣法制局による法令審査

内閣官房、内閣府による総合調整の台頭
85年中曽根行革
98年橋本行革


中央政府と地方政府
「集権」か「分権」か

「融合」か「分離」か
高度の融合体制だった
機関委任事務の功罪(1999年に廃止)
割拠性の弊害

社会の成熟と官僚制の病理


浸透する国家
少ない公務員数

関連団体の多さ(公社・公団などの特殊法人)
業界団体への影響力
天下りと補助金
閉じた「政策コミュニティ」

源泉徴収制度
政府機能の企業による肩代わり


あいまいな国家と社会の境界
日本の「国家」概念
stateとnationの区別が曖昧

国家の社会への浸透、社会の国家への浸透

所轄による利益媒介システム
所轄課による社会的利益の代弁システム
省庁代表制の社会的基盤


政府・与党二元体制
「政権党」ではなく「与党」ということの意味

「与党」の機能
自民党本部機能の拡大
族議員の隆盛

政策審議機構としての党本部
「与党」による官僚制の統制(法案の事前審査制)
政務調査会(政審、部会、調査会)と総務会
官僚による与党議員への説明(調整とガス抜き)


合議(相議)の相手方としての国会議員
官僚による国会議員対策
官僚による国会議員への説明

与党における優等生コースと強面コース
与野党を越えた国対政治

課長(課長補佐)と政治家

官僚内閣制と日本の「与党」
さまざまな族議員~番犬型、猟犬型
政策コミュニティと族議員

派閥と人事システムの制度化
派閥による統一、当選回数による人事経路
官僚内閣制と在任期間の短い大臣

政治的官僚と行政的政治家

無責任な与党による政策のつまみ食い


次回、政権交代なき政党政治
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