政治学者 高橋 肇のブログサイト。 政治学を中心とした学術的なテーマを掲載。 その他のテーマは、たかはしはじめ日記へ。

 

Hajime TAKAHASHI's Politics

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2009
10/13
Tue
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政治学B(中京八事/火3/2009秋) 第3回  

2009年度秋学期
政治学B
政治とはなにか

第3回

政治とはなにか?
「みんなにとって大事なことを決めること」

「人間が共同して生きていくときにどうしても必要になる営み」
           ~遍在するものとしての「政治」

政治=権力+共通の利益


共存のための技術

政治とは
単に「思い通りに相手を動かそうとするちからのぶつかりあいではない」
「お互いの不利益を回避する努力」
「お互いの「共通の利益」実現のための「妥協」を伴なうゲーム」

何が共通の利益かということ自体が争われる
状況性の技術としての政治(状況と決断)

「共通の利益」の解体
いつでも「共通の利益」から降りることのできるゲーム
決裂、離脱、共同体の分裂・・・

「正解」のないゲーム
資源や環境等の条件による制約はある
選択範囲と不確実な予測

人々がともに生きていくための技術と知恵としての政治と政治学

政治=権力+共通の利益
「共通の利益」がなければ政治はなりたたない

戦争は政治ではない
あくまでも政治の手段であって目的にはならない

戦争の目的
敵方の戦闘能力の破壊、抵抗の排除

「いつ戦争を始めて いつどのように終結させるか」

交戦状態の継続が「互いの利益にならない」場合
勝敗が明確になった場合、こう着状態になった場合
⇒休戦のための交渉という「政治」

「共通の利益」が見いだせず、交渉が決裂した場合
⇒戦闘行為の再開

共通の利益とは
共通の利益が客観的に存在するとは限らない
共通の利益があるとお互いが認知することが交渉成立(「政治というゲーム」成立)のための条件

「共通の利益」をゲームの切り札にする場合

政治とは、「共通の利益」をめぐるゲームである


「共通の利益」と敵対性

共通の利益を共にしない者が存在する
共通の利益を共にできる者か、そうでない者か区別すること自体も政治である
「友と敵の区別」が政治の本質(シュミット)
とはいえ、「敵対関係=政治」ではない!

共通の利益と共通でない利益を区別する
政治にはできることとできないこと、なすべきこととなすべきでないことがある
政治という営みの難しさ

共通の利益を共にできる者かどうか
言葉の問題
「共通の利益」の中身と理解が人によって異なる
みんなが共通の利益や正義を求めているが、共通の利益や正義についての言葉の意味(理解や意見)が人によって異なる
言葉による理解の可能性、不可能性


共通の利益と共通でない利益
どこまでが政治の課題か
みんなの問題はみんなで決める
一人一票の原則
投票と多数決
一人一票で決められない問題は多数決で決めてはならない
約束事としての多数決(一人一票)
多数決で決めてはいけない問題がある
なにがみんなの問題か
それを確定すること自体が政治という営み
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