政治学者 高橋 肇のブログサイト。 政治学を中心とした学術的なテーマを掲載。 その他のテーマは、たかはしはじめ日記へ。

 

Hajime TAKAHASHI's Politics

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2009
12/22
Tue
Category:政治学B(中京八事/2009秋)

政治学B(中京八事/火3/2009秋) 第12回 

2009年度秋学期
政治学B
政治とはなにか

第12回

政治とどうつきあうか
「善き生」と政治

「正」か「快」かを超えて
人は「正義」なしには生きられない
異なる「正義」のぶつかりあい

「快」や「楽」は、「苦」が前提
人間の生は「苦楽」から逃れられない


「生存」のための政治
「よく生きる」以前に、「生きる」こと

「善き生」をめぐる争いを避けること

「善き生」よりも「生存」(ホッブズ)
強制力による共存(正しさをめぐる争いからの脱却)
公共的権力の必要

「政治」という人間固有の営み
「善き生」のための政治か
「生存」のための政治か

「よく生きる」前に「生き」なければならない
「生存」することを目的(前提条件)に、「善き生」をめざす
複数の正義が争いあう中で、共存していく可能性と条件を探り、作り出すこと

人は政治にのみ生きるにあらず
自分にとっての「正しい」と、みんなにとっての「正しい」
公と私の区別

人は政治にのみ生きるにあらず
すべての人がいつでもどこでも政治にばかりつきあっているわけにはいかない

押し付けとしての政治
「みんなにとっての問題」
「自分にとって」大切な問題とは限らない

「自由意思」で決められるわけではない
こちらがいやでも向こうからやってくることがある

完全に避けるわけにはいかない政治とのつきあい

なぜ政治学は役に立たないか

政治とは、自由な意思を持つ人間の間の共存のための営みであり、特定の基準で割り切れるような共通の解をもたない
専門的な科学によってとらえきれない多面的な人間の営み

「科学としての政治学」の限界

政治と政治学
人を動かす技術としての政治
何らかの専門的な学問をやったからといって身に付くものでもない
政治家にとって役に立たない学問としての政治学

政治現象の認識の学としての政治学
政治とは何か?という問いの欠落
政治という営みがなぜ人間にとって重要な営みであるのか?にもかかわらずなぜ疎遠なのか?

政治とは何か 政治学とは何か
政治とは何か、政治的な問題とはどのようなものか、について理解する心と感覚をもたなければ、政治学にはならない

何が政治であるのか、政治的に重要な問題が何であるのか、についてはあらかじめ決まった答えはない

本書の出発点であり、結論


文献案内
マックス・ウェーバー,職業としての政治
同,職業としての学問
ザ・フェデラリスト
シュンペーター,資本主義・社会主義・民主主義

バーナード・クリック,政治の弁証
アンダーソン,想像の共同体
文献案内
プラトン,国家
ホッブズ,リヴァイアサン
ロック,統治論

牧野雅彦,政治思想への招待
同,ヴェルサイユ条約(中公新書)



レポート課題(その3)
『政治学はなんの役に立つか』
これまでの授業を踏まえて、可能な限り「自分の言葉で」まとめること。
A4用紙1枚にまとめること。

■提出日 1/19の授業時  (遅れて提出の場合には、1/26の試験答案提出時まで受け付ける。その際の評点は80%とする。それ以降の提出は受け付けない。) レポートの提出様式(授業用ブログに掲載)に従うこと
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