政治学者 高橋 肇のブログサイト。 政治学を中心とした学術的なテーマを掲載。 その他のテーマは、たかはしはじめ日記へ。

 

Hajime TAKAHASHI's Politics

05< 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30.>07
このページの記事一覧
Posted on --:--:-- «Edit»
--
--/--
--
Category:スポンサー広告

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
tb: --    com: --
Posted on 14:40:00 «Edit»
2008
11/04
Tue
Category:政治学B(中京八事/2008秋・火3)

「政治学B」(中京八事/2008秋/火3)第6回 

格差社会から成熟社会へ
2008 年度秋学期

中京大学「政治学」講義
第6回

『格差社会から成熟社会へ』を読む

本書の構成
・グローバリゼーションと格差社会(第1章)
・社会の成熟とはどういうことか(第2章)
・経済成長と格差社会のゆくえ(第3章)
・格差是正の社会福祉システム(第4章)
・改革型談合と地方自治(第5章)
・格差社会における企業と株式制度(第6章)
・格差是正と労働組合(第7章)
・グローバリゼーションとケインズ主義(第8章)


グローバリゼーションと格差社会
• 第1章 成熟社会への戦略 (碓井敏正)

格差社会化の背景にあるもの

グローバル化と格差社会
・世界市場の成立と資本の多国籍化の進展
・国家像の変化~「国民統合の国家」から「国際的資本競争のための国家」へ
 

「包摂的福祉国家」から「競争的国民国家」へ


「本質的」解決のために
• 国家を超える新しい国際秩序
• 国家を超えた労働条件のルール作り
• 資本を規制する国際的な枠組み作り

• 年功序列賃金の見直し
• 同一労働・同一賃金を原則とする賃金制度


格差論議をめぐって
• 格差それ自身ではなく、貧困層の形成と固定化が問題
– 貧困と格差の違い、先富階級・後富階級
• 格差論議の国民国家的制約
– 外国人労働者への関心の薄さ
– 国内での富の配分問題にとどまらない問題

• グローバル化は不可逆的過程


グローバル・ガバナンスへ
• 世界市場化と資本の超国籍化による経済的相互依存関係の深化
• 環境問題への国際的取り組み
• 発展段階の相違を踏まえた共同行動

• 経済や政治秩序だけでなく正義や倫理も国民国家を超えるべき
• 地球市民と世界連邦政府的秩序の形成へ


グローバル化の弁証法
• グローバル化とローカル化
• グローバル化による権力の分化と多層化

• 国籍(国民)と人権~その憲法的保障
– 人権概念の重層性 人権と国籍の分離へ

• グローバル、リージョナル、ナショナル、ローカルな諸レベルでの運動



国民国家再考
• 偏狭なナショナリズムの克服が課題

• 個( 個人) と類(人類)と種(国家・民族)

• 媒介項としてのナショナルなもの
– パトリオティズムかコスモポリタニズムかを超えて
• 健全なパトリオティズムへ


市民社会の成熟
• グローバル化と市民社会の成熟

• 国民国家的制約を超えて

• 人権や民主主義を国民国家的呪縛から解放すること

• 国家と市場と市民社会について


国家と市場と市民社会
• 市場は人権と民主主義を危機にさらすが、同時にそれらの基盤としての意味も有している
– 市場は両義的
• 市場自身の成熟
– 企業のCSR やSRI

• 市民社会の成熟は市場の成熟と相即的


日本型市民社会の成熟へ
• 企業統合と国民統合の解体

• 市民的自立と地域市民社会の成立へ

• 行政機能の市民社会への再吸収

• 市民社会的教育の再生へ


---
政治学B(レポートその2/2008秋)
■テーマ 
テキスト『格差社会から成熟社会へ』の中から、1つの章を選び出し、その章の要点をまとめたうえで、批評せよ。

■提出日 11/25の授業時
(遅れて提出の場合には、12/2の授業時まで受け付ける。その際の評点は80%とする。それ以降の提出は受け付けない。)

レポートの提出について
スポンサーサイト
tb: --    com: (0)
 コメント 
 コメント投稿 
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。